Home | 釣り場について | サーモン・カレンダー | About Us | なぜガイドを雇うの? River Fishing on the lower Kenai Peninsula, and Homer Alaska
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釣り人名言録 老若男女問わず、この国アメリカで最も人気の高い遊びは恐らく魚釣りだろう、と私は思う。もし私の意見に意義を唱えるなら、そこの小川で目を輝かせて釣りに興じる少年をよく見てみるがよい。勘がよければ、私の言っていることが分かるはずだ。つまり、実際に川に来て釣りをする時間というのは、魚釣りという奥の深い趣味の、ごく一部分にしか過ぎないのである。その少年は恐らく今日この川に来るまでに、別の川で父親から釣りを教わり、家では心を躍らせながら仕掛けを作り、興奮でなかなか眠ることの出来ない夜を過ごし、母親に早起きして作ってもらったサンドイッチをカバンにつめてここに来たのである。帰ったら、彼の半分以上誇張した大物釣りの話を喜んで聞いてくれる両親が、彼の帰りを待っているだろう。 ハル・ボーランド (Hal Borland) 1954 |
6月
キングサーモンの遡上数は 6月の第一週までにピークを迎え、6月中旬まで魚の数は多いまま保たれるでしょう。潮のタイミングが合い、多くの群れとぶつかるときは、最高にエキサイティングな釣りが楽しめます。
カシロフ川でのキングサーモン 遡上のピークは、6月10日までに訪れるでしょう。そして6月の第3週まではよい釣りが期待できるでしょう。
アンカー川、ディープ川、ニニルチック川 は、5月30日〜6月1日、6月6日〜6月8日の2週末に加え、アンカー川は6月3日(水)と6月10日(水)が解禁されます。 6月の第二週は、例年これらの川でのキングサーモン遡上のピークにあたり、同時にニニルチック川とディープ川ではキングサーモンを狙うことの出来る最後のチャンスとなりますが、 アンカー川はこれに加えて6月13日〜6月15日と、6月17日(水・最終解禁日)が解禁されます。この3河川での釣りが1年のうちで最もエキサイティングな時期です。
7月
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ここに帰ってくるシルバーサーモンの遡上には前期と後期があります。前期遡上の魚は例年7月第2週までに現れ始めますが、その頃の遡上数はまだ少ないでしょう。7月下旬までには前期遡上はピークを迎えます。そして魚の数は多いまま8月に入ります。
アンカー川、ディープ川、ニニルチック川が7月1日に解禁となり、大晦日まで釣りができます。スタリスキー川も7月1日に解禁されます。ニニルチック川は、これらの川の中で唯一ハッチャリー・キングサーモン(人工孵化場で育った稚魚が川に放流されたあと海に下り遡上したもの)をキープすることが許可されている釣り場です。 他の川はキングサーモン禁漁です。 ドリーバーデンは7月に入ると海から川へと遡上を開始します。この時期はこの降海型のイワナの仲間を釣るために、小さいハリと柔らかめの竿を使います。キングサーモンを誤ってハリに掛けた場合は、傷つけずに放してやらなければいけません。 ドリーバーデンの遡上数は7月中旬までにピークを迎え、7月月末まで魚の数は多いままでしょう。
釣り人名言集 アメリカ人というのは、たいてい生まれながらにして釣りが大好きなものだ。しかしそこには、魚を釣ることが好き、という以上の理由がある。子供時代、母親に作ってもらった弁当をリュックにつめ、父親と一緒に釣りに出掛ける、という体験は、恐らく多くのアメリカ人にとって共通のものだろう。私たちアメリカ人にとって釣りとは、親の愛情を子に伝える最も素晴らしい手段なのだ。 ジョン・スタインベック(John Steinbeck) 1954 |
8月
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シルバーサーモンの後期遡上が8月上旬に始まります。この遡上のピークは8月下旬です。ライトタックルでの釣りが最高に楽しい時期です。
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アンカー川、ディープ川、ニニルチック川、スタリスキー川では、シルバーサーモンフィッシングが8月いっぱい楽しめます。例年、遡上数は8月 中旬までにピークを迎え、8月月末まで魚の数は多いままとなるでしょう。また8月1日にはこれら河川の上流域での釣りが解禁となります。この解禁において、20インチ以上のキングサーモンと、16インチ以上の他種サーモンは禁漁のままですが、それ以外の魚を狙うことが許可されます。上流域でのドリーバーデンやニジマス釣りが楽しい時期となります。
釣り人名言集 現代人の生活はストレスで満ちているが、釣りに行くことで人は心の平安を取り戻すことが出来る。清浄な空気、せせらぎ、水面に反射する陽の光が、疲れた心を癒してくれるのだ。また釣り場で人が体験するもの、つまり、穏かな風景、釣具業者への寄付、 魚への忍耐強さ、エゴから得るものへの苦笑、嫌悪の消散、来週までいかなる決断もする必要が無い時間・・・これらのものは、現代社会が不要として切り捨ててきたものばかりである。その、「不要なもの」を通じて人の心は穏やかになり、新たなインスピレーションが沸いてくるのである。 そしてこの素晴らしい機会は全ての現代人に平等に与えられる。何故なら、魚釣りにおいて、人は身分に関係なく扱われるからである。 ハーバート・フーバー (Herbert Hoover) |
9月 / 10月
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9月の上旬は素晴らしいシルバーサーモンフィッシングが楽しめるでしょう。中旬になると食いが渋り始め(魚が餌に食いつこうとしなくなること)、スナッギング(引っ掛け釣り)が解禁となります。
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9月の上旬はまだシルバーサーモン・フィッシングが楽しめますが、9月1日より餌釣りが禁止となるため、私たちは主にフライを用います。シルバーサーモンの数が減り出すと、入れ替わりでスチールヘッドが遡上し始め、9月月末にピークを迎えます。スチールヘッドは傷つけずにキャッチ&リリース(釣れた魚を放してやること)しなければなりません。 秋もまだエキサイティングな釣りが楽しめます。ドリーバーデンはこの時期淵から淵へと移動を続け、群れに当たったときは素晴らしい釣りを体験することが出来ます。ドリーバーデン&スチールヘッド・フィッシングは10月いっぱい続きます。
お願い:このサーモンカレンダーは、私たちの過去の経験に基づき作成したものであり、天候や様々な理由から実際の状況とは必ずしも一致しないことがあります。ご了承下さい。
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